アプリは提出したら終わりではありません。Apple と Google が審査し、リジェクトされると公開が数日から数週間遅れることがあります。リジェクトの多くは、提出前に簡単に確認できる、限られた種類の問題が原因です。
ルールは頻繁に変わり、国によっても違います。ここでは確認すべき点のチェックリストとして読み、詳細は最新のガイドラインで確かめてください。
Web サイトを包んだだけになっている
Apple の最小限の機能に関するルールでは、Web サイトをアプリとして包んだだけで、それ以上の価値がないアプリは認められません。アプリが枠の中にサイトを表示するだけなら、リジェクトを覚悟してください。違いを生むのは、ネイティブのナビゲーション、オフラインでの動作、通知、サイトよりアプリを便利にするデバイスの機能です。
ユーザーがアカウントを削除できない
アプリ内でアカウントを作れるなら、どちらのストアも削除できることを求めています。Apple は、削除の手続きをアプリ内から始められることを求めています。Google Play のアカウント削除に関する要件では、アプリ内での削除手段と、削除を依頼できる Web 上のリンク、さらにデータセーフティフォームへの回答が求められています。
ログインと決済がルールに合っていない
Google や Facebook などの外部サービスでのログインを提供する場合、Apple はデータ収集を制限した同等の選択肢を求めることがあり、一般的には Sign in with Apple で対応します。ログイン画面を設計する前に、最新のルールを確認してください。
アプリ内でデジタルコンテンツや機能を販売する場合は、原則としてストアのアプリ内課金を使う必要があります。物理的な商品や、アプリの外で使うサービスには別のルールがあり、国によっては外部の決済へのリンクが認められるようになっています。デザインと手数料が変わるので、購入画面を作る前に決めておきましょう。Apple の審査ガイドラインに詳細が定められています。
プライバシー情報がない、または正確でない
どちらのストアも、プライバシーポリシーへのリンクと、アプリが収集するデータの説明を求めます。分析や広告の SDK が集めるデータも含まれます。審査担当者は、その回答とアプリの実際の動作を比べます。アプリが明らかに集めているデータについて何も書いていないポリシーは、リジェクトや後日の警告のよくある原因です。
審査担当者がテストできない
クラッシュ、リンク切れ、仮の文章が残っているアプリは、未完成とみなされます。
ログインが必要なアプリなら、使えるデモアカウントと、審査担当者に必要な説明を用意してください。
特定の国や特別なハードウェアでしか動かない機能は、審査メモで説明が必要です。
サポートへのリンクや問い合わせページは、きちんと動いて実在する窓口につながっている必要があります。
Google Play では、新しく作った個人のデベロッパーアカウントは、本番に公開する前に、テスターのグループで一定期間クローズドテストを行う必要があります。その期間もスケジュールに入れておきましょう。
アプリの準備状況を確認する
私が無料で提供しているモバイルアプリ対応チェックは、Web サイトや Web アプリをストアの視点で確認します。HTTPS、Web アプリのマニフェストとアイコン、オフライン対応、iOS と Android のアプリリンク用ファイル、そして実際のリンクや操作要素から読み取れる審査上のリスク、たとえばプライバシーやサポートのページ、アカウント削除、Sign in with Apple、アプリ内課金などです。
ストアの審査の代わりにはなりませんが、よくあるリジェクトの原因になる抜けを、まだすぐ直せるうちに見つけられます。
審査も公開計画に組み込む
少なくとも一回はやり取りが発生する前提で時間を取り、わかりやすい審査メモを書き、デベロッパーアカウントは御社の名義にしておきましょう。アプリを計画中、または提出の準備中なら、今あるものを送ってください。私はネイティブアプリを開発しており、最初の提出でできるだけ審査を通るよう準備をお手伝いします。